2012-03-05 第180回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
○川端国務大臣 この大容量泡放射システムが有効というか、どうしても必要なのは、浮き屋根式屋外貯蔵タンクの現象だというふうに聞いております。
○川端国務大臣 この大容量泡放射システムが有効というか、どうしても必要なのは、浮き屋根式屋外貯蔵タンクの現象だというふうに聞いております。
先ほど委員からも住宅でありますとか学校の耐震化の取り組みと比較しての議論がございましたが、基本的に、やはり人がその中に居住する建造物と屋外貯蔵タンクは構造的にも異なるところがございまして、そういったことも踏まえて、先ほどの平成六年、平成十一年の時点で専門家の方々が、地震に対応するタンクの改修のあり方についてタンクの容量に応じまして期限を定めた、こういう経緯がございます。
典型的な例として、この屋外貯蔵タンク、今回の一つの構造物でございますが、全国に今御指摘あられた三つの区分けでおよそ一万カ所弱あるわけでございますけれども、今その耐震化率というのはどのぐらいでございますか。
引き続き、消防機関への助言等によりまして屋外貯蔵タンクの改修促進に努めてまいりたいと考えております。 また、地下タンクにつきましては、タンクの種類あるいは設置からの経過年数、設置環境等、これらを勘案しまして、流出危険性についての評価手法を関係業界とも協力いたしましてこの法改正を受けまして一年以内に開発しまして、評価に応じた腐食等劣化対策を推進してまいりたいと考えております。
これらの措置によりまして、大規模地震発生時において屋外貯蔵タンクからの大規模漏えいであるとか浮き屋根の損傷等を防止して効果を上げてまいりたいと考えております。
屋外貯蔵タンクにおきましては、危険物の規制に関する規則、それから危険物の規制に関する技術上の基準の細目を定める告示等によりまして地震時における液状化に対応できます技術基準を設けまして、この基準に適合したものでなければ使用できないということで安全の確保を図っておるところでございます。
○説明員(志村哲也君) 現在昭和五十九年三月三十一日現在の私どもの調査によりますところの全国の危険物の屋外貯蔵タンクは、大小含めまして九万四千六百九十五基という状況になっております。これは小さなものから非常に大きなものも含めての数でございます。
○小川国務大臣 私が参議院の本会議に出席をいたしておりまして御質疑を拝聴することができずまことに恐縮に存じておりますが、屋外貯蔵タンクの腐食事故その他コンビナートの災害について御質疑をいただいたことと承知いたしております。これからの非常に大きな問題と心得ておりますので、今日までもあとう限りの努力をいたしてまいりました。いろいろ御高教をいただきつつこれからもさらに力を注いでまいりたいと存じます。
○政府委員(田中和夫君) 十一条の二の方は、先ほど申し上げましたように千キロリッター以上の屋外貯蔵タンクの基礎工事あるいは完成前の本体工事、十一条の三の方もタンクの基礎及びタンク本体構造に関する事項ということで現在考えております。
○政府委員(田中和夫君) 千キロリットル以上の屋外貯蔵タンクの本体検査前の基礎工事及びタンク本体に配管その他をいたします前のタンク本体工事の工程ということに考えております。
○森下昭司君 そこで、今後改正をされると予想されまする政令の中で、危険物の屋外タンクに対する保安基準強化の概要の中で、特別防災区域に存する屋外貯蔵タンクは、敷地境界線までの間に原則として最低五十メートルの距離を確保するということが実は書いてあるわけであります。しかし私は、この五十メートルで果たして大丈夫かどうかという問題が一つ問題になるのではないかと思います。
「地震又は風圧に耐えることができる構造は、地震動による慣性力又は風荷重による応力が屋外貯蔵タンクの側板又は支柱の限られた点に集中しないように当該タンクを堅固な地盤又は基礎の上に固定したものとする。」こうなっております。これは、私は非常に大事な問題だと思うんです。それで、「堅固な地盤又は基礎の上に固定」させると書いてあるのです。支柱にもたれかけさしたんじゃならないんだと、こう出ておるのですね。
ところで、危険物の規制に関する政令の第十一条第五号は「屋外貯蔵タンクは、自治省令で定めるところにより、地震及び風圧に耐えることができる構造とする」と決められて、さらに危険物の規制に関する規則の二十一条で「地震又は風圧に耐えることができる構造は、地震動による慣性力又は風荷重による応力が屋外貯蔵タンクの側板又は支柱の限られた点に集中しないように当該タンクを堅固な地盤又は基礎の上に固定したものとする。」
○永瀬説明員 水島の事故にかんがみまして、現在ございます屋外貯蔵タンクの点検を緊急に実施することにいたしまして、昨年の十二月二十八日付で全国の消防機関に対しまして、一万キロリットル以上の大型の貯蔵タンク及び高張力鋼を使っておりますタンクにつきまして、緊急点検を指示いたしております。
○佐々木政府委員 東京湾というふうに限定されますとまだ手元に資料ございませんが、いま屋外貯蔵タンクというのは全国で九万一千五百ございます。
○説明員(永瀬章君) 宇和島におきますところの油の流出いたしました事故につきまして、概要をお話し申し上げますと、今月五日の一時十七分ごろに宇和島湾で地震が発生いたしまして、宇和島市大浦字長浦甲三番地の三にございます三原産業株式会社の八基ございます屋外貯蔵タンクのうち、重油を貯蔵しております容量が五百三十キロリットルのタンクから、タンクの底にございますところの水を抜きます配管がございます、この配管の途中